内科外来

内科外来について

当院の内科外来は、内科全般にわたる深い知見と豊富な診療経験を持つ医師が担当します。

「なんとなく不調だが、何科を受診すればよいか分からない」 「複数の症状があって困っている」

そうした時こそ、総合内科専門医の出番です。 患者様のお話を丁寧に伺い、的確な診察を行うことで、症状の根本原因を探ります。その場で対応可能な検査や治療は迅速に行い、より高度な専門的検査・治療が必要と判断した場合は、責任を持って適切な高次医療機関(専門病院)へとお繋ぎします。

糖尿病内科(糖尿病)

糖尿病治療のゴールは、単に血糖値を下げることではなく、良好な血糖コントロールを維持し、深刻な合併症を防ぎながら健康な方と変わらない生活を送ることにあります。

血糖値が体に与える影響は、治療の質によって大きく左右されます。また、使用するお薬やインスリン注射の種類も多岐にわたり、どの治療法を選択するかは高度な専門知識を要します。

豊富な臨床経験と最新の知見に基づき、血糖値だけでなく、血圧、脂質、体重、そして合併症のリスクまでを総合的に評価。患者様一人ひとりのライフスタイルに寄り添った、最適で質の高い治療プランをご提案します。 糖尿病に関するお悩みは、どんなことでもご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群

「いびきが大きい」「睡眠中に呼吸が止まっている」と指摘されたことはありませんか? また、日中いつも眠い、体がだるい、朝起きた時に頭が重い、といった症状に心当たりはないでしょうか。

もし一つでも当てはまれば、睡眠の質を大きく下げる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」が隠れている可能性があります。 これらの症状は、ご自身では「ただの疲れ」「いつものこと」と思っていても、実際には睡眠中に体が危険な「酸欠状態」になっているサインかもしれません。

特に、糖尿病や高血圧の治療中の方は、SASを合併しやすいことが医学的にわかっています。放置すると生活習慣病の悪化にも繋がりかねません。

「もしかして自分も?」と思われたら、まずは検査で確認することが大切です。 当院では、ご自宅で簡単に行える「簡易検査」もご用意しています。医療機関に泊まる必要はなく、いつもの寝室で検査が可能です。 まずは一度、お気軽にご相談ください。

呼吸器内科(気管支喘息、肺の病気、息苦しさ、咳)

特に注意が必要なのが「気管支喘息」です。 喘息の本質は、気管支が「慢性的な炎症(火事)」を起こしている状態です。一度火がつくと、その炎症は簡単には消えません。症状がない時も「火種」はくすぶり続けており、風邪、ストレス、気候の変化などをきっかけに、再び燃え上がって「発作」となります。

発作を繰り返すと、気管支そのものが硬く狭くなり(リモデリング)、治療が難しくなります。

喘息治療には2種類の「吸入薬」があります

1コントローラー(長期管理薬)
これが「ステロイド吸入薬」です。炎症(火種)を鎮火させる、喘息治療の「主役」です。発作がなくても毎日使用し、火種をコントロールすることが最も重要です。
2リリーバー(発作治療薬)

発作時に使う「ベータ刺激薬」です。一時的に気道を広げ、苦しさを和らげる「レスキュー(応急処置)」の役割です。

よくある誤解 「苦しい時だけリリーバーを使えば良い」と考えるのは危険です。 それは、火事を消火せず、燃え盛る部屋の窓を一時的に開けて煙を逃がしているのと同じです。火元が消えていないため、やがて気管支の状態はさらに悪化し、薬が効きにくい難治性の喘息へと移行してしまいます。

ご自身の状態に合わせた「鎮火」治療をしっかり行うことが、将来の健康を守る鍵です。お心当たりの方は、ぜひご相談ください

循環器内科(血圧、コレステロール、心臓病、胸の違和感、動悸)

当院では、患者様ごとのリスクを正確に評価し、「あなたに最適な治療目標」を設定します。健診で指摘された方も、お気軽にご相談ください。


循環器内科は心臓や血管の病気を中心に診療します。
特に高血圧は生活習慣病の代表的な疾患で、脳梗塞、くも膜下出血、心筋梗塞につながるものですので、若いうちからしっかり管理しないと知らないうちに血管に負担がかかりぼろぼろになってしまいます。血圧の薬を飲んで安心ではなく、しっかり血圧コントロールするのが重要なのです。血圧が気になっている方や薬を飲んでいるが数値が下がらない方は一度ご相談ください。
また、健診で「コレステロールが高い」と言われた方は多いと思いますが、LDLコレステロールが高い状態が続くと、心臓を養っている血管である「冠動脈」内に沈着し、心筋梗塞や狭心症になります。
ただし、男女や年齢、喫煙、他の病気を持っているかにより危険率が違うため、LDLコレステロールの治療目標は人によって全然違います。一時期、コレステロールは高い方がいいと言う話がマスコミから報道されたりしましたが、現在の科学でわかっている正解はコレステロールの値は人それぞれ状況によって違ってくるということです。人それぞれだけではなく、同じ人でも年齢やその後に発症した病気によってもコレステロールの数値目標は違ってくるのです。そのあたりを知らずに、放置したり、強い薬を飲んだりしています。
当院ではあなたのコレステロールの治療目標についてご相談させていただきますので気になる方は一度ご相談ください。

消化器内科(食道、胃、腸、肝臓、すい臓、胆のう、腹痛、胸やけ、下痢、便秘)

消化器内科では、食道・胃・腸といった「消化管」と、肝臓・胆のう・膵臓などの「おなかの内臓」の不調を専門に診療します。

<このような症状・疾患を診療します>

健康診断で「肝機能障害」を指摘された方や、「胆石」の経過観察が必要な方もご相談ください。 

必要に応じて「腹部超音波(エコー)検査」を行い、内臓の状態を詳しく確認します。

アレルギー内科(花粉症、アレルギー性鼻炎、じんましん)

アレルギー内科では、アレルギーが原因で起こる様々な疾患を専門に診療します。

花粉症に代表される「アレルギー性鼻炎」や、特定の果物や野菜で口の中がイガイガする「口腔アレルギー症候群」など、心当たりはございませんか?

「これもアレルギーかな?」と迷う症状がありましたら、お気軽にご相談ください。